第1回講座レポート(2012-05-20)
オリーブ通信にも寄稿していただいている中川先生の講座が5/20から始まりました。
私も毎月のオリーブ通信の記事を読むのを楽しみにしていますが、
その先生の講義が聞けるのですから行かないわけにはいきません。それもタダで!
PRの効果があったのでしょうか、出席者は34名ほどとこれまでより大きく増えました。
5/20の1回目は「日本語って何?」いうタイトルで日本語教育に関わる概要の講義でした。
1.日本語と母語
2.日本語文法
3.どんな日本語を教えるのか?
4.日本語学習者ってどんな人?
5.日本語教員になる
6・学習者の多様化=日本語教育の多様化
という項目です。
私なりにこの日の講座を乱暴に一言でまとめてしまうと、教える側がどのような姿勢で
生徒に臨めばよいかを考えてそれに必要な準備をしましょう、ということではないか、と思いました。
皆さんもそうだと思いますが、私は生徒さんが替わるたびに日本語を勉強する目的を確認します。
その人の目的に合わせた内容を教えることが大事ではないでしょうか。
冒頭で中川先生が言われたのは、
「先生がしゃべり過ぎないこと」
「易しい日本語を使って教えること」
でした。続けて、先生は生徒が話すきっかけを作ることです、とおっしゃいました。
これも参考にしたいと思います。
講義後の質問タイムに「日本語を教えていてよかった事とたいへんだった事はなんですか?」という参加者の問いに対して、
「よかったことは生徒の各国多様な文化などに接することができたことです。
大変な点はそう・・・・日本語教師は長生きできませんね。」(笑)
日本語教師は授業の準備がたいへんでこれがストレスになる、というのが理由らしいです。
私といえば、忙しさにかまけて授業の準備や予習はほとんどやっていません。
おかげで「次までに調べておきますね」と宿題を抱える時が時々あります。
つくづく、もしプロでやっていくとしたらたいへんなんだ、と感じました。
これから4回の講座が続きます。さっそく、宿題が出ましたので次までに考えておかねば。
(レポート:ばってんT村)